家族のために頑張るお父さん向け情報発信サイト

4father

これでバッチリ!スキー板のメンテナンスのやり方

スキー板のメンテナンスというと、専門的で難しいイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。

よくわからないから、シーズン終了後に使っていたスキー板をそのままにしていませんか?

「レジャーで少し滑るだけ」だからと言って、メンテナンスが要らないというわけではありません。

ここでは「気になるけどよくわからない」という方のために、簡単なメンテナンスのやり方を紹介します。

【シーズン前】まずはスキー板の状態をチェックしよう

スキー板はシーズン終了後だけでなく、シーズン前のメンテナンスも重要です。

購入したばかりであれば、スキー板の状態に問題があることはまずないと思います。

ですが、今年初めてや数年ぶりという場合、滑る前にメンテナンスが必要になってきます。

特に、前回メンテナンスをしていないという場合は入念にチェックしてください。

まずは汚れを落とし、底面(滑走面)にキズがないか確認してください。

もし、下地が見えるくらいのキズがある場合、ショップで修理するのがおすすめです。

小さなキズであれば、チューンナップやワックスで消えてしまうので大丈夫です。

スキー板の小さなキズが滑りに影響することは、上級者でも少ないです。

どうしても気になるという方は、ショップでチューンナップを依頼しましょう。

次にスキー板の側面(サイドエッジ)が、サビついてないか確認します。

赤黒いサビが進行してしまっている場合、チューンナップが必要になります。

ちょっとしたサビであれば、市販のサビ落としなどを使って簡単に落とすことができます。

前回ワックスを塗っていて汚れが目立つのは、ワックスそのものが汚れているためです。

そういった場合、シーズン初めに古いワックスを落とす必要があります。

汚れたワックスは、「スクレイパー」という道具を使って削り落とします。

スクレイパーでも取れない細かい汚れには、毛の固いブラシなどを使います。

目立ったキズやサビがなければ、滑る前に「ベースワックス」を塗りましょう。

まずは流水で全体の汚れを落とし、布などで水気をしっかり拭き取ります。

油などで汚れてしまうので、拭き取る布はウエスやキッチンペーパーがおすすめです。

次に「リムーバー」や「クリーナー」を使い、油汚れなどを綺麗に落とします。

ベースワックスにはクリーナーが入っている物も多いです。

ベースワックスは名前にもあるように、ベースとなるワックスです。

そのため、上から板の保護面となるワックス(トップワックス)を塗るのが普通です。

ワックスを塗るのは、シーズン前でもシーズン中でも問題はありません。

ですが、もちろん塗った方が滑りは良くなります。

どうせならシーズン前に塗ってしまうのがおすすめです。

【シーズン中】ワックスはとにかくまめにかけよう

長くスキーを楽しむためにも、ワックスは小まめにかけましょう。

ワックスには滑りを良くする効果の他にも、サビを防止する働きもあります。

また、ワックスの効いてないスキーは、小回りも利きづらくなります。

ワックスには様々な種類がありますが、シーズン中は「簡易ワックス」がおすすめです。

簡易ワックスは液状タイプや固形タイプがほとんどです。

最近では手軽に塗れるスプレータイプなどもありますが、持続性は低いです。

簡易ワックスを塗る工程は、ベースワックスと大きく変わりません。

まず、スキー板についている雪や水をよく拭きます。

次にリムーバーなどで、滑走面の汚れを綺麗に取り除きます。

簡易ワックスを滑走面に塗ります。

その際、余分に塗ったワックスはブラシで取り除きます。

エッジ部分は結構鋭いので、慣れてない方は軍手などを付けて作業しましょう。

スキー場では、ワックスを休憩所や広場で塗っている方をよく見かけるかと思います。

簡易ワックスは持続力が短いので、スキー場に持参して塗り直す方も多いです。

【シーズン後】保管する前にきっちりメンテナンス!

シーズン終了後のメンテナンスも、基本はシーズン中とあまり変わりません。

クリーニングし、簡易ワックスを塗り、湿気の少ない場所で保管します。

長期保管前のポイントとしては、板の側面(サイドエッジ)にもワックスを塗ることです。

また、少し厚めに塗り、余分なワックスを落とさず保管します。

そうすることで、エッジ部分のサビ防止に効果的です。

シーズン後の長期保管前には、「ホットワックス」もおすすめです。

ホットワックスには数種類のワックスの他に、専用のアイロンが必要になります。

そのため、初心者の場合「チューンナップショップ」などに依頼するのがベターです。

ホットワックスに関わらず、シーズン終了後はショップに持ち込むのがおすすめです。

特にキズがついてしまっている場合は、ショップへ持ち込みましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

クリーニングをしてワックスを塗るのが、スキー板のメンテナンスの基本です。

これはシーズン問わず、長く使っていくためには重要になります。

たとえ新品であっても、メンテナンスの怠りはキズやサビに繋がります。

一度大きなキズやサビがついてしまうと、ショップでのチューンナップが必要になってきます。

時間がないという方は、小まめに汚れを拭き取るだけでも効果的です。

折角買ったスキー板を消耗品にしないためにも、まめなメンテナンスを心掛けましょう。

  • B!