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小さい本体サイズに大きな画面 DELL XPS 13
ヨドバシカメラでハイスペックノートパソコンを探してフラフラしていると、DELLのXPS 13を見かけました。
13インチの画面サイズにも関わらず、本体サイズは11インチノートパソコンと同程度ということは知っていましたが、Core i7、メモリ16GBのスペックのものを見つけたのでチェックすることにしました。
今回取り上げるのは、DELLのダイレクトショップで購入できるモデルをまとめました。
CPU
第7世代インテル Core i5-7200UもしくはCore i7-7560Uプロセッサーから選択できます。
CPU以外の構成は同じで、Core i5-7200UからCore i7-7560Uに変更した場合の価格差は10,000円です。
それほど大きな価格差ではありませんので、より高性能PCを求める方であればCore i7がよいでしょう。
メモリ
メモリは、4GB、8GB、16GBから選択できます。
4GBでは心もとないので、8GBもしくは16GBをお勧めします。
通常使いであれば、8GBもあれば十分でしょう。
ストレージ
128GB、256GB、512GBから選択できます。
グラフィックス
CPU内蔵のIntel HD Graphics 620になります。
これは、PCゲームを標準画質で動作させて快適に動かせる程度の性能になります。
ディスプレイ
IGZO IPSパネルを採用しています。IPSパネルですので、広視野角(最大170°)を持ち、どの角度からでもはっきりと見ることができます。
13.3インチ FHD AG (1920 x 1080) InfinityEdge ディスプレイもしくは、
13.3インチ QHD+ (3200 x 1800) InfinityEdge タッチ ディスプレイ
InfinityEdgeは、DELLのXPS 13に脚光を浴びせた13インチのディスプレイサイズながら、11インチノートパソコンと同程度の筐体サイズを実現したフチなしディスプレイです。
ディスプレイの上部と両端の縁は5.2 mmで、ほぼ縁なしを実現しています。
インターフェイス
USB 3.0ポートが2つ
SDカードリーダー(SD、SDHC、SDXC)
ヘッドセットジャック
Nobleロックスロット
USB Type-C 3.1ポート1つ(Thunderbolt 3対応)
Thunderbolt 3(PCI Express Gen 3 x 2レーン)により、電源入力/充電、PowerShare、Thunderbolt 3(40 Gbps双方向)、USB 3.1 Gen 2(10 Gbps)、VGA、HDMIをサポートしています。
また、デル製アダプタ(別売)を使用してイーサネットおよびUSB-Aをサポートしています。
カメラ
ワイドスクリーンHD(720p)Webカメラ
オーディオ
ステレオスピーカ、Waves MaxxAudioで調整済み。
1W x 2 = 合計 2W
Waves Audioは、イスラエルにあるデジタル音声と音響技術メーカーです。
MaxxAudioはこのWaves Audioが持つ、ノートPC内蔵型に代表される小さなスピーカーで豊かなサウンド環境を構築するための補正技術です。
サイズ
304mm×200mmで、厚さが一番薄い部分で9mm、一番厚い部分で15mmです。
これは、HP Spectre 13と比べて縦、横ともに2cmほど小さいサイズになります。
重さ
タッチ非対応ディスプレイ搭載時:1.2 kg
タッチ対応ディスプレイ搭載時:1.29 kg
タッチ非対応の軽い方で、HP Spectre 13よりも約100gほど重いです。
バッテリー駆動時間
フルHDモデルで最大21時間、QHD+タッチパネルモデルでも最大13時間と非常に長時間の連続使用が可能です。
バッテリー容量は、60WHrです。
オフィスソフト
有料オプションで付けることが可能です。
付属品
ACアダプタ(45W)、電源ケーブル、Quick Start Guide、Safety and Regulatory Information(安全および認可期間に関する情報)
ACアダプタと電源ケーブルを合わせて267gです。
価格(2017年4月11日現在)
一番スペックの高いXPS 13プラチナハイエンド・QHD+タッチパネルが194,980円です。
これは、Core i7、16GBメモリ、512GB SSD、QHD+タッチパネル搭載モデルの価格です。
低スペックのXPS 13プラチナは149,980円です。
Core i7、8GBメモリ、256GB SSDモデルの価格です。
まとめ
DELL XPS 13の特徴は、何と言ってもInfinityEdgeという名称もついている狭縁ディスプレイでしょう。
13.3インチの画面サイズながら、本体の大きさはほぼ11インチノートパソコンと同等というサイズです。
これはA4サイズと同等と言いでしょう。
本体左側にはAC電源と、USB-Type C(Thunderbolt 3対応)があり、AC電源からだけでなく、USB-Type Cからも充電が可能です。
USB-Type Cは1つのみで、その他にはUSB Aが左右に1つずつあります。
HP Spectre 13にはUSB-Type Cが3つありUSB Aはありませんでしたので、使いやすい方で選ぶということもできるでしょう。
メモリはオンボードで空きスロットがありませんので、増設・交換はできません。
メモリについては、最初から必要な容量のものを購入する必要があります。
SSD(PCIe)については、交換が可能です。
価格については、競合となりそうなHP Spectre 13がCore i7、メモリ8GB、SSD 512GBの構成で136,000円でしたので、Core i7、メモリ8GB、SSD 256GBの149,980円でXPS 13プラチナは割高になります。