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ほっとくと大変!換気扇の掃除をラクにするワザ

年末が近づくと、だんだん近づいてくる「大掃除」という呪いのワード。(笑)
なんでこんなに嫌なのか、、それは“換気扇そうじ”があるから?!

ふだんは見ないふりをしているところを、このときばかりはそうしてられない、、それが「大掃除」。
そしてその典型が『換気扇』ではないでしょうか。

ああ、どこから手をつけていいかもわからないよ、、という方へご提案!
まずはやり方だけでも調べてみるのはいかがでしょう?
意外とカンタンにできるかも?と思えたらしめたもの。もしかしたら希望の一歩に変わるかもしれませんよ?

目次

換気扇の掃除に準備するもの

“換気扇そうじ”と聞くとどうにもやっかいなイメージをもってしまいますが、実はほかの場所とそう変わりません!
基本的には洗剤とスポンジがあればいいんですから!(笑)
ただ換気扇の場合、形が独特でいびつだったりするので、使い古しの歯ブラシなど、細かいところをこすれるものがあると尚可ですね♪

洗剤はというと、もちろん「レンジフードなどの油汚れに!」と銘打っているようなものは有効ですが、なければふつうの台所用中性洗剤でもまったくOKです。
なにしろ台所用洗剤こそ、あの頑固なカレーでもこげつきでも十分落としてくれるんですから威力は十分!

でももし、オススメは?と聞かれたら、、、それは『重曹』です!
最近ではスーパーやドラッグストアのお掃除コーナーにもふつうに置いてあったりして、「おそうじに重曹」というのはよく知られていますが、実際に使ってみたことはない、という方も多いかと思います。
「だってなんで汚れが落ちるのよ?」という疑問があるからではないでしょうか?
というわけで、少しだけそのメカニズムを。

まず大前提!掃除とは「中和」の原理を使った作業なんです!
「中和」とはつまり「酸性」と「アルカリ性」を合わせてお互いの性質を打ち消しあうこと。化学で習いましたよね?
その後「分解」が起こるのですが、これがいわゆる「汚れが落ちる」の原理です!
ということは、汚れに合わせてそれに相反する性質のものをぶつけてやればいいわけですが、ここで問題としている「油汚れ」は実は酸性。
そこでアルカリ性をもつ『重曹』の出番というわけです!

ちなみに、水垢やせっけんカス、尿などはアルカリ性。
なので、トイレ洗剤などに酸性のものが多かったり、「酢が効く!」などと言われたりするんですね。なるほど!
と、なんとなく賢くなったところで(笑)、『重曹』の使い方のコツを!

普段使いに便利なのはやっぱりスプレータイプでしょう!
正確な分量などはパッケージの説明通りに作ってもらうのがいちばんですが、ざっくりいえば小さじ一杯ほどの重曹に水100mlくらいをスプレーボトルに入れ、フリフリ♪以上です!

コツといえば、やはり時間をおいてしまうと固まってしまうので、なるべく一回で使い切る、もしくは都度よく振って溶かす、というところでしょうか。
とくに濃度をあまり高くしすぎると余計に固まるので、分量には注意です!
まあ、なのでパッケージをよく読んでいただいて(笑)

なお、すでにスプレーにされたものも売られているので、それを使えば楽勝ですね♪
とにかく、この重曹スプレーを洗剤として、あとはこするだけでレンジフードはばっちりです!

換気扇のギトギト油汚れは「つけ置き」でピカピカに!

ご存知の通り、換気扇には、レンジフードだけでなくそのさらに奥にファンがあります。
食器でもおなじですが、油汚れはほっとくとしつこい!ファンなんてとくにイヤですよね、、。
あのギットギトはさわるのもためらわれるほどですが、だったらいっそのこと放置!というのはどうでしょう。(笑)
というのは、そう、必殺「つけ置き」!

ここでも主役は『重曹』です!そしてその相手役は、、なんとゴミ袋♪
ファンや主にプロペラタイプとシロッコタイプがありますが、どちらも作業としては一緒です。
まずゴミ袋にファンを入れ、その中に重曹とお湯を入れ放置。以上!(笑)

ゴミ袋は強度が高く水も漏れにくいので、実はつけ置くのにピッタリなんです。
重曹の量は、やはり詳しくはパッケージを見てもらうとしても、さきほどのスプレー状で使うより少し濃度を高くするのがコツ♪
そして溶けやすくするためにも、ここはぜひ水ではなくお湯を使ってくださいね。
汚れ具合にもよりますが、15~20分ほど放置すればだいぶ汚れが落ちやすくなっていると思うので、あとはスポンジや歯ブラシなどで磨いてください!

ちなみに、ファンをつけ置きたくても「ちょうどいい大きさのシンクや桶がないんですけど、、」という方は、ダンボール箱を使ってみるという手も。
ちょうどすっぽりファンをおおえる大きさのダンボールの中に、ゴミ袋を入れてつけ置くという裏技です!
これなら終わったら全部捨てられるし、大きな桶よりもジャマになりませんよね♪

掃除は一年に一回?理想の頻度は

換気扇ファンのそうじなんて大掃除のときだけで十分!!、、とはさすがに本気で信じてはいないと思いますが(笑)、やっぱり月1回が理想的。
それはちょっと、、という人でも、できればシーズンごとにはやれるといいですよね。
それもちょっと、、という人は、、2回!2回はどうでしょう?!

というのも、大掃除というと年末の寒い時期ですから、いくらつけ置きといってもなかなか汚れは落ちにくいもの。
夏の温かい時期のほうが適しているんです。
ということで、夏と冬、めんどくさがりやさんでもなんとか重い腰をあげてみてください。
あ、レンジフードも忘れずに!
レンジフードはできれば週1回、難しければ月1回でお願いします!(笑)

まとめ

今回は「みんな大嫌い・換気扇掃除」を、なんとかハードルを下げるべくまとめてみましたが、いかがでしたか?(笑)
いくら放置すればいいと言われても、、?、、ええ、わかります、わかりますとも。
でもそこをあえて、だまされたと思って1回試していただきたい!
実際やってみて、あれ?思ったよりカンタン、とか、汚れが落ちるさまが意外に楽しい♪、とか思えたら、次も案外構えずにおそうじを始められるかも。

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