スノーボード用具の要！ブーツの正しい選び方

スノーボードで一番重要なアイテムを知っていますか？
それはもちろんボード…ではなく、なんとブーツなのです！
ブーツはレンタルももちろんありますが、できれば
マイブーツを持っておくことをおすすめします。

ボードはレンタルでもいいので、マイブーツがあれば
自分の足元の感覚を安定させることができ、上達も早くなります。

雪と接するボードに体の力をうまく伝えるためには、
正しいブーツを選んでおく必要があります。
自分の足に合ったブーツを正しく選ぶには
どうすればいいのでしょうか？

スノーボードのブーツの種類と特徴

ブーツを選ぶ前に、まずはどんな種類があるのか
おさらいしておきましょう。

最大のメリットはなんといっても着脱時のスピード！
ブーツのひもがワイヤーとなっており、
ダイヤルを回すと全体を締めることができるため
とっても便利です。

ただし、ダイヤルでは全体の締め具合の調整しかできないため、
足先だけ締めたい・足首だけ締めたいといった
部分的な締め具合はすることができません。
また、やや壊れやすいという声もあります。

ボアシステムに勝るとも劣らないスピードで
ブーツを締めることができます。
こちらはダイヤルではなく、ブーツの左右にあるひもで
締めていきます。

少しの力で締めることができるので、
女性にもおすすめのブーツです。

ずっと昔からあるいわゆる普通のブーツ。
ブーツの締め方を細かく調節することができるため、
ベテランボーダーが好んで使用していることも多いです。

もしひもが切れてもすぐに交換することができます。

ひもを締めるのがやや面倒だったりある程度の力が
必要だったりするので、力が弱い方などには
あまりおすすめはできません。

お店で実際にブーツを履いてみても、経験の少ない人は
何に気を付けたらいいのかわかりませんよね。
そこで、最低限チェックしておいた方がいいポイントを
４つに絞ってみました。

初めてブーツを履いて立ち上がったとき、明らかに痛みを
感じる部分があればそのブーツはやめておきましょう。
痛いということは自分の足に合っていないということです。

ブーツのつま先やかかとはメーカーごとに特徴があるため、
よく売れているブーツが必ずしも自分にも合うという
わけではないのです。

足の形は人それぞれ。横幅には個人差が出やすいので、
購入する際には横幅が自分の足に合うかどうかは必ずチェック！
履いているうちに馴染んでくる部分もありますが、
最初から無理なく履くことができるブーツを選びましょう。

ブーツはやや大きめに作られていることが多いため、
いつも履いている靴と同じセンチで選ぶとつま先部分のスペースが
意外と空いていることがあります。

目安としてはいつもの靴より０．５センチくらい小さいものを
選ぶと良いようです。

ブーツを履いて歩いてみたとき、かかとがフワフワ
浮いてきたりしていませんか？
浮いてしまうのであれば、ブーツが足にフィットしていない
ということになります。

スノーボードの上で体重移動をした際にうまくボードが
操れなくなりますので、ここはしっかり確認しておきましょう。

スノーボードで使用した後のブーツは、ちょっとモワッとして
臭ったりするため脱いだ後は放置してしまいますよね。
最近のブーツはそれでも何シーズンかは持つように
作られていますが、より長持ちさせるためにはきちんと
メンテナンスをしておきましょう。

ブーツは湿気が大敵のため、脱いだ後はとにかく
乾燥させることが大切です。ブーツの中に乾燥剤や
丸めた新聞紙を入れておけばとりあえず安心です。

乾燥剤や新聞紙はブーツの短期の保存には
向いているのですが、長期保存となると定期的に
交換する必要があるため少し面倒です。
シーズンオフでブーツをしまう前には、
室内や直接日が当たらない場所でしっかり乾燥させてから
しまうようにしましょう。

その際の保管場所ですが、屋外に放置はＮＧです！
湿度からブーツを守るためには、ブーツを買ったときの箱に
入れておくといいです。紙でブーツを包んでから
箱に入れるようにすると、より高い効果があります。

スノーボードはブーツで決まる！といっても過言ではありません。
他の道具選びももちろん大切ですが、ブーツは特に
慎重に選びましょう。

初めてブーツを買う人は実際にお店でフィッティング
してみたり、経験者や店員さんのアドバイスを聞いたりしながら
選ぶようにしましょう。

自分にベストな一足を見つけるには、やはりフィッティングしか
ありませんのであきらめずに探すことが大切です。

ぜひ最高のスノーボードブーツを見つけて、
最高にスノーボードを楽しんでください！