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5分で分かる!クリスマスキャロルとはいったい何!?

クリスマスが近づいてきたときによく聞く言葉「クリスマスキャロル」の意味を知っていますか?
「クリスマスキャロル」というと、稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

「クリスマスキャロル」という言葉はよく耳にしますよね。
ただ、「キャロル」って何?と考えると、その意味を正確に知っているという方は意外に少ないのではないでしょうか。
よく聞く言葉こそ、あまり意味を知らずに使っていますよね。
今回はこの「クリスマスキャロル」について調べてみました。

目次

クリスマスキャロルといえばあの名曲

クリスマスキャロルの曲といえば、なんでしょうか?
クリスマス前には町で沢山流れている曲がありますよね!
例えば、フランス語で「Les angesdansnoscampagnes」。
日本だと「荒野の果てに」で知られています。
これは讃美歌で「Gloria in excelsis Deo」の歌詞で有名です。
他には、「Stille Nacht, heilige Nacht」など。
こちらは「聖しこの夜」という名前で知られています。
よくクリスマスイブに歌うイメージがないでしょうか?
意外とクリスマスキャロルには名曲が揃っています。

「クリスマス」は分かるけど・・・「キャロル」って??

ところで、「クリスマス」の意味は大なり小なり知っていますよね?

いちおう説明しておきます。
「クリスマス」というのはイエス・キリストの誕生を祝う祭りです。
ただし勘違いしてはいけないのはキリストの誕生日という位置づけではないということ。
「クリスマス」は別名で「降誕祭」とも言われ、これとは別に「公現祭」と呼ばれる祭りがある場所もあります。

では、「キャロル」って何のことでしょうか?
簡単に言ってしまうと「歌」という意味です。
実は「キャロル」というのはもともと踊りのための民謡でした。
それが宗教的な礼拝の中で歌われるようになりました。
いまでは祝歌、讃美歌といった意味合いを持つようになりました。
それが「キャロル」です。

中でもクリスマスに歌うものを「クリスマスキャロル」と言います。
キリストの誕生にまつわる逸話などを歌詞にしたものが歌われます。

実はこんな曲も「クリスマスキャロル」

実はクリスマスキャロルに意外な曲もあります。
例えば、幼児虐殺の逸話を歌った「コヴェントリー・キャロル」(Coventry Carol)。
これだけを聞くと「なんで?」と思うかもしれません。
しかし、この曲は乳幼児だったイエスを逃亡させる場面の詞を歌っているものなのです。

他には、
「アヴェ・マリア」(Ave maria)や
「聖しこの夜」(Stille Nacht, heilige Nacht)、
「クリスマスおめでとう」(We Wish You A Merry Christmas)
も同様にクリスマスキャロルです。
「アヴェ・マリア」は、クリスマスソングとも呼ばれます。
では、クリスマスキャロルとクリスマスソングはどう違うのかというと、
明確な区分けはないそうです。
ですので、クリスマスソングとして有名な
「赤鼻のトナカイ」(Rudolph the Red-Nosed Reindeer)、
「ジングルベル」(Jingle bells)、
「ホワイト・クリスマス」(White Christmas)
といった曲も20世紀に生まれたクリスマスキャロルキャロルと言ってもよいでしょう。

まとめ

以上、クリスマスキャロルについて調べまとめてみたがいかがでしたか?
実は知らなかったことや、意外だったこともあるのではないでしょうか?
もしかしたら、正確にクリスマスキャロルについて知っている人は少ないかもしれません。
特に、「キャロル」が歌を意味するということを
意外に思われる方も多いのではないでしょうか。

「キャロル」が歌のことだという意味が分かれば、
「クリスマスキャロル」がどういったものなのかイメージがわきやすくなりますね。
身の回りに「そう言えば、クリスマスキャロルって何?」と疑問に思っている人がいたら教えてあげるといいかもしれませんね。

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