スキー・スノボー モテオヤジ

楽しいから上達する!スノーボード初心者への教え方

初めてスノーボードをする友達や彼女とゲレンデに
行くことになったけど、どうやって教えたらいいんだろう?
早く上手くなってたくさん滑れるようになってほしいけど、
あんまり詰め込みすぎたらスノーボード自体が嫌いになってしまうんじゃ…

そもそも自分がどうやって滑れるようになったか覚えてない、
または自分もまだ滑り始めたばかりでうまく教えられるかどうか
ちょっと不安という人もいるかもしれません。

せっかく一緒に行くのですから、初心者でもスノーボードを楽しいと
思ってもらいたいですよね。
ということで、初心者に楽しく滑って上手くなってもらうための
ポイントを整理してみました!

目次

スノーボードのレッスン時に準備しておいた方がいいもの

ドライバーなど工具類

ボードのセッティングがずれていたり、ビスが緩くなっているかもしれません。
持っていると安心です。

ワックス

ボードのワックスが落ちていると楽しく滑ることができません。
ボードのコンディションは万全の状態に!
持ち運びに便利なタイプが○です。

スクレーバー・ブラシ

ボードの汚れを落としてワックスを塗る準備をしましょう。
あなたのメンテナンス技術を見せるチャンスです!
メンテナンスの時間が確保できるお昼休憩のときにするといいですよ。

ゴーグル拭き

滑っているとゴーグルが曇ってくることがあります。
そんなときにスッと差し出してあげたり、拭いてあげたりしましょう!
細かな気配りまでしてくれてうれしい♪と思ってくれるかも?

ケガ防止のために地味に大切な転び方をしっかり確認

早く滑り方を教えてあげたいところですが、まずは「転び方」を確認します。
スノーボードを始めてすぐにケガをしてしまっては楽しくないですよね。
それに、ケガによる恐怖心が尾を引いてしまって上達するのに
時間がかかったり、最悪スノーボードが嫌いになってしまうかもしれません。
ということで転び方です。

背中側に転ぶ

1.しゃがむ
2.おへそを見る
3.スノーボードを手で持ちながら後ろに倒れる

この3ステップでOKです。
ポイントは転ぶ際に手をついたり、ボードが雪面に引っかかることを
防ぐために「手で持つ」というところです。
初心者は手首のねんざや骨折が多いようなので、
安全のためにもしっかり説明して覚えてもらいましょう。

体の前側に転ぶ

1.しゃがむ
2.前へ少しだけ飛ぶ
3.体全体で受け身をとる

背中側へ転ぶときと同様、3で受け身をとる際に
手をつかないように注意です。
また、その時ヒザを軽く曲げておくとボードが雪面に
引っかかることを防げますし、雪面で
ヒザをついてしまうこともなくなります。

転び方がヘタだとゆっくり滑っていたとしてもケガをしてしまうこともあります。
逆に転び方が上手いとスピードに乗った状態で転んでもあまりケガをしません。
滑る前に転び方をしっかり覚えてもらいましょう!

いよいよ滑り方!初心者のペースに合わせたレッスンを

どんなことでもそうですが、人が上達するスピードはそれぞれです。
その人の様子をよく確認しながら無理のないペースで教えてあげましょう。
ここではスケーティング、ブレーキ、ターンの3つに絞って紹介しています。
ターンができると面白くなってきますので、とりあえず初心者の
最初の目標にしてあげるといいかなと思っています。

もちろん余裕があれば次のステップにどんどん進んでいってもいいですよ!

スケーティング

最初はスケーティングをやってみましょう。
スケーティングとは、前側の足だけをスノーボードに固定し
後ろ側となる足のビンディングを外して、
その足で雪を蹴って前へ進む練習です。

慣れないとまっすぐ進むことができません。
まっすぐ進めるようになるとリフトに乗れるように
なりますので、がんばりましょう。

コツは蹴るときは雪をボードと並行になるように
まっすぐ蹴ること、蹴るときに体重を乗せすぎないことです。
目線は下に向きがちですが、バランスを取るためには
必ず前を見るようにしないとうまくいきませんよ。

スケーティングができるようになったら、
両足をボードに固定してまっすぐ滑る練習と、
次で紹介するブレーキの練習を同時にしていきます。

ブレーキ

ブレーキが上手くできないと転倒してしまったり、
他の人にぶつかったりして危険です。

ブレーキのかけかたですが、ボードを斜面に対して
傾けると減速することができます。
ボードに体重をかけて傾けていきますが、このときは必ず
斜面の高い方(山側)に傾けるようにしましょう。
間違っても斜面の低い方(谷側)に体重をかけてはダメですよ!
転倒しやすくとっても危険です。

ターン

できるととってもカッコイイですが、なかなかそこまでのハードルは高いです。
初心者は丸一日練習してできるようになるかならないかというくらいで、
できない人の方が多いと思います。
焦らず練習していきましょう!

ターンの動作をざっくり分解すると

横滑り → ブレーキ+方向転換 → 横滑り

の繰り返しになります。
横滑りの練習としては、斜面を左右どちらか斜めに滑りながら
徐々に減速し、反対方向に向きを変えるという通称「木の葉」という
滑り方をするのがいいです。

方向を変える際にはボードを雪の上でずらしていく必要があります。
この「ボードをずらす」という感覚を掴むためには、
まずはまっすぐ滑りながら、左右どちらかにボードを滑らせながら止まる、
という動作を繰り返していって覚えましょう。
ターンはこの「ボードをずらす」という動作を速くしたものになります。

ひとつひとつの動作を説明していくときは、経験者はボードを外して
初心者の体を支えながらポイントを支持するのも効果的です。
姿勢の取り方、ボードの角度、目線の場所など注意するポイントを
体を固定してあげながら教えてあげるとわかりやすいですよ!

まとめ

かなりポイントを絞ったレッスンの紹介となりましたが、
いかがでしたでしょうか?

初心者は「できる」ことがひとつずつ増えていくと、
どんどん楽しくなっていきますので、焦らず少しずつ
レッスンを進めていきましょう。

「楽しむ」ことが上達の一番の近道ですよ!

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