バレンタインデー

バレンタインのチョコには意味があるって本当!?

バレンタインデーに渡すものと言えばなんですか?
そう、それはチョコレートですよね。
みんながこぞって渡すチョコレートにはどんな意味があるのでしょう?
お花や宝石だと、種類によって様々な意味がありますよね。
今回は、チョコレートの意味について書いていきます。

目次

バレンタインの「チョコレート」には深い意味はない

バレンタインでお菓子を渡す元々の意味を知っていますか?
実はチョコレートに意味はなく、渡すものがお菓子である必要もないのです。
西欧では恋人、異性、友人にカードや花束、洋菓子を贈りあっています。

さらに言えば、もともとは結婚の女神ユーノーの祭日であり、バレンティヌス司教が処刑された日です。
バレンタインデーという名称は、この処刑されたバレンティヌス司教から来ています。
この人は、古代ローマに生きた人物です。
時の皇帝クラウディウス2世は、故郷に愛する人がいると兵士たちの士気が下がるという理由で婚姻を禁止していました。

しかし、バレンティヌス司教は悲しみくれる恋人たちのために、皇帝に背き、こっそりと結婚式を行っていました。
これが皇帝の耳に入り、一度注意されてもまだ止めなかったために処刑されたと言われています。
だから、バレンタインデーは恋人の日という慣習が根付いているのです。

チョコ以外のお菓子の意味を知っておこう!

チョコ以外のお菓子の意味といっても、そもそも渡すものに意味はありません。
西洋で一般的に送られているものはバレンタインカードです。
このカードにも、バレンティヌス司教をもとにした逸話があります。
こっそりと結婚式を行っていたことが皇帝にバレ、投獄されてしまった司教でしたが、獄中でもその姿勢は変わりませんでした。

ある時、バレンティヌス司教は目の不自由な娘と知り合い、親しくなったのです。
その娘のために祈りをささげると、娘の眼が見えるようになったと言います。
これがキッカケで、司教は処刑されてしまうわけですが、その前に娘へ手紙を残したそうです。
このことが現在のバレンタインカードのもとになっているようです。
その証拠に、バレンタインカードには「あなたのバレンタインより」や「わたしのバレンタインになって」と書いたりすることもあるそうです。
どんな贈り物をもらうかよりも、気持ちが大切なのかもしれませんね。

本命?義理?勘違いは絶対NG!

どのような気持ちでバレンタインデーに贈り物をしたか、それは受け取った方も気になりますよね。
最近では「友チョコ」「逆チョコ」など色々と種類がありますが、世の男性が気を付けなければいけないのは「本命」「義理」の違いでしょう。

この見分け方は意外と簡単かもしれませんが、貰えたことに舞い上がってしまって勘違いすると大変です。
本命かどうかの簡単な見分け方は「手作り」であるかどうか、もしくは「メッセージカード」が入っているかどうかでしょう。
逆に義理である場合、同じようなものを他の人に配っていたり、個包装で沢山の人に分けられるものを渡している場合が多いです。
なんにせよ、本命と義理を間違えて舞い上がらないようにしましょう。

まとめ

さて、今回はバレンタインデーのチョコの意味を書いてきました。
結論をいうとチョコには意味がなく、贈り物に込められた気持ちが大切ということですね。
実際、日本以外ではチョコレートを渡す習慣はないようです。

記事にも書きましたが、バレンティヌス司教がもとになっている逸話からカードを渡したり、日持ちする洋菓子を渡すことが多いそうですね。
チョコレートに拘らず、あなたの気持ちを存分に伝えることが出来る工夫をしてバレンタインデーを過ごされてはいかがですか?
よい日になることを祈っています。

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