世界には様々な天気予報サービスがあります。そしてその多くは
数時間毎の降水確率を提供するものです。
お出かけする際、もっとリアルタイムでの降水情報が欲しいと思った事はありませんか？
実は東京都下水道局が提供する降雨情報のwebサービスである
「東京アメッシュ」は、5分間隔で確認出来る優れものです。
今注目の降雨情報webサービスである東京アメッシュ、上手に活用して
いく為の情報をまとめました。
目次
東京アメッシュ・雨雲レーダー何が違うのか
東京都下水道局が提供する東京アメッシュと、気象庁が管理している雨雲レーダー。
一見すると同じもののような印象を受けますが、そこには違いがあります。
東京アメッシュと雨雲レーダー、一体どのような違いがあるのでしょうか。
まずはお互いどこまでの降雨情報が確認出来るのか？気になる所ですよね。
まずは東京アメッシュですが、こちらは東京都下水道局が管理しています。
東京都に拠点を置いている為東京地区の情報には強く、リアルタイムで確認が可能です。
一方気象庁の雨雲レーダーは全国20カ所に設置しており、降雨情報に
ついては日本全国を網羅していると言えます。
次に、どの程度の時間帯まで予測出来るか？こちらも気になる所だと思います。
東京アメッシュの場合、時間帯の機能としては過去の降雨情報の確認のみとなります。
2時間前から現在までの状況を確認する事ができ、今後どのような流れになるのか
予測が立てられます。
雨雲レーダーは6時間先の情報を1時間ごとで確認する事ができます。
数時間先の雨雲はどのような動きを見せのか、先々の予測を立てる事が出来ます。
また、どの程度先の日程まで確認出来るのか、という部分も気になる所ですよね。
東京アメッシュは5分おきの情報をリアルタイムで確認出来る事に特化しています。
ですので先々の日程ではなくほぼ現時点での降雨情報確認のみとなります。
気象庁の雨雲レーダーは1週間ほど先の情報を確認する事が出来ます。
1週間先の情報ともなると若干精度が落ちてしまいますが、先々の確認には十分役に立ちます。
東京近郊であれば5分間隔で確認できる東京アメッシュ、遠出する際は先々の
日程情報も合わせて雨雲レーダーなど、使い分けるのが良いかもしれません。
東京アメッシュの各地版てあるのか
東京アメッシュは5分おきに降雨情報がほぼリアルタイムで確認できる便利な
webサービスです。
リアルタイムで確認しているとゲリラ豪雨の対策も出来るので、
今では多くの方が利用しています。
そんな便利な東京アメッシュですが、各地版というのはあるのでしょうか。
東京アメッシュ自体の各地版は残念ながら無いのですが、ほぼ同じ機能を
備えたサービスはあります。
例えばですが、大阪であればオークレーダという大阪府を網羅している
webサービスがあります。
東京アメッシュと同じ5分間隔でのリアルタイムで確認出来るものです。
神奈川であればレインアイよこはまというwebサービスがあります。
こちらはほほ東京アメッシュと同じ機能を備えており使い方もほぼ
同じですので、東京アメッシュに慣れている人は使いやすいでしょう。
続いて埼玉にもアメネットさいたまというwebサービスがあります。
こちらの仕様も東京アメッシュとほぼ同じなのですが、東京アメッシュの
ような自動再生機能がありません。
このようにほとんどの県にはその地域に特化した降雨情報webサービスがあります。
必要に応じて地域の降雨情報webサービスを探してみると良いでしょう。
もっと手軽に知れる、スマホ版のアプリを紹介
便利なwebサービスである東京アメッシュですが、現在はスマホ版の
アプリがリリースされています。
これまではパソコン上での利用を想定した作りになっており、スマホからは
非常に使いずらく見にくいものでした。
ですが、スマホ版アプリのリリースによりもっと手軽に見やすく確認する事が
出来るようになりました。
大まかな機能はこれまでの東京アメッシュと同じですが、アプリ版は雨の
強さを10段階で色分けしており、わかりやすくなっています。
また、降り始めのわずかな雨も表示するので、急に降られたを回避する事が出来ます。
そして、2時間前から現在までの降雨情報も確認出来るようになっています。
GPS機能もついているので現在地点の表示ができ、加えて希望する2地点の
登録が可能となっています。
お出かけ場所の地点登録をしておく事でリアルタイムな状況がわかるので、
色々な判断をつけやすいと言えますね。
まとめ
分刻みで降雨情報が確認出来る東京アメッシュ。
関東近郊という制約はありますが、とても重宝するwebサービスには間違いありません。
夏場は特に気をつけたい突然の雨やゲリラ豪雨など。
東京アメッシュを活用し先に先に準備を進め、お出かけを楽しみたいですね。