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サッカー上達のためにゴールデンエイジにおススメな練習方法とは

目次

サッカー上達のためにゴールデンエイジにおススメな練習方法とは

ゴールデンエイジ」とは、7歳から14歳ぐらいまでの期間のことで、
この時期は神経の発達が著しく、最もテクニックが
身に付きやすい時期でもあります。

この時期にどれだけたくさんボールに触るかで
サッカーの上達に大きな差が現れます。

トラップやキックが上手くなるには?

トラップやキックが上達する、つまり
ボールを正確に蹴ったり止めたりドリブルで運んだりといったことが
できるようになるにはボールの性格を知る必要があります。

そのために一番確実で大切なことは
「ボールに繰り返したくさん触ること」です。

リフティングの解説記事でも説明しましたが、
これ以外にサッカーを上達させる方法はありません。

特にゴールデンエイジと呼ばれる
7歳から14歳ぐらいの間(主に小学生時代)に
どれだけ繰り返しボールに触るかで
上達スピードが大きく変わってきます。

この時期は神経が発達する、
一番技術が身に付きやすい時期ですので、
ボールに触れる感覚を体に覚えさせるのに
最も向いている時期であると言えます。

ひたすらボールマスタリーを練習する

サッカーの基礎として、ボールを扱う感覚を
体に覚えさせるのに適しているのが、
前回紹介したリフティング、
そしてグラウンド・リフティングとも呼ばれている
ボールマスタリー」です。

ボールマスタリーは、リフティングと同じような
ボールの性格を覚えるための練習を
ボールを地面に置いてやる練習です。

ボールマスタリーには、「トゥータッピング」という
足踏みしながら両足のインサイドでボールを
左右に動かす基本的なものから
何百と種類があります。

リフティングと同じく
ボール一つあればいつでもどこでも
一人で練習できるというのが大きなメリットです。

大切なのは2分でも3分でもいいから
とにかく毎日繰り返してやることです。

リフティングと同様に
足の色々な部分を使って
両足とも偏りなく使って練習します。

ボールマスタリーの練習を継続するには

リフティングもボールマスタリーも、
毎日毎日繰り返して練習することが大切です。

しかし、毎日同じことの繰り返しだと
飽きてきてしまいます。
飽きてしまうと続きません。

飽きずに続けるには、
現状よりも少し上の目標を設定することです。

今できないことをできるようになると
うれしいものです。

そういう少し先の目標を設定できるように
子供を指導してあげましょう。

幸いなことに
ボールマスタリーには何百とパターンがありますので
練習ネタに困ることはないでしょう。

ボールマスタリーの練習方法

ボールマスタリーの練習方法を紹介します。
文章で説明するよりも
動画を見て頂いた方が分かりやすく
実践しやすいので、動画を紹介します。

【U-6サッカー】6才でマスターするボールマスタリー

世界No.1育成メソッド『クーバー・コーチング キッズのトレーニング集』

2つめの動画は私も参考にさせていただいている
クーバー・コーチングの練習方法をまとめた本です。
(本の宣伝動画のようになっていますが、
 この本についているDVDが非常によいです。)

上達してきたらルックアップの練習を

慣れてきたら顔を上げて足元を見ずに
できるように練習します。

試合中に周りをよく見ることができるように
ルックアップの癖をつけます。
これもボールを扱うのと同じくらい重要な技術です。

試合中にボールを持った状態でも
「味方の選手、相手の選手がどこにいるのか」
「どこにスペースが空いているのか」
が把握できるようになると
相手にプレッシャーをかけられないように
ボールをコントロールでき
ゲームでの判断も早くできるようになります。

ボールタッチの技術は一生もの

リフティングとボールマスタリーで
ボールタッチが上手くなれば
自然とキックも上達していきます。

幼い頃にしっかりとボールタッチの技術を
身に付けていれば、パスとトラップも
正確にできるようになります。

それはボールの中心を足のどの部分で
どのぐらいの力で扱えばいいのか
といったことが感覚として
身についているからです。

ボールの感覚を足の色々な場所で知っていると、
どのぐらいの力でどのように蹴れば
どうボールが飛んでいくか、転がるか
ということが感覚として分かります。

そうすると上手に蹴ることも止めることも
ドリブルすることもできるようになります。

ボールタッチで練習することは
パスやドリブルの練習にもなります。

ボールマスタリーとリフティングで
ボールタッチの練習をすることで
動いているボールも浮いたボールも
上手く扱えるようになります。

まとめ

神経が発達するゴールデンエイジの時期には、
ボールを扱う感覚を覚えるためにも
ボールマスタリーとリフティングが
非常に効果的です。

この2つを毎日毎日繰り返し行うことで
ボールを扱う感覚が身に付きます。

その際に、現状よりも少し上の
目標を立てられるようにサポートしてあげましょう。

親がサッカー経験がなくても
専門のコーチが解説している本やDVD等があると
子供も取り組みやすくなります。

この本は少年サッカーの指導で
世界的に有名なクーバー・コーチングの
指導内容をまとめたDVDが付属しています。

子供が一人でも練習できる内容が
まとめられているので
スキルアップしたいと考えている
サッカーキッズに最適です。

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