サッカー 子育て

サッカーの基礎を身に付けるのにリフティングがいい理由(動画あり)

目次

サッカーの基礎を身に付けるのにリフティングがいい理由

リフティングでキックやトラップがうまくなる理由とは

そもそもサッカーの練習でリフティングを
やる理由は何のためでしょうか?

ボールの中心を捉える

その理由とは
ボールの中心を見つけられるようになるため
です。

毎日毎日、何回もリフティングでボールを蹴っていると、
「ボールの中心を足のどの部分で蹴るとどう反応するのか」、
「どのぐらいの力で蹴ると、どのぐらい飛ぶのか」
ということを自然に体が覚えてきます。

リフティングで身に付けることは、
言わば「ボールの性格を知る」ことと言ってもいいでしょう。

ボールを正確に蹴ったり止めたりするためには
ボールの中心を正確に捉えることが重要になってきます。

リフティングでボールの中心を自然と捉えられるようになることは
こういったスキルを伸ばすために非常に効果的な訳です。

ボディバランスが鍛えられる

もう一つ、リフティングがサッカーの練習に効果的なのは
ボディバランスを自然と鍛えられるということです。

リフティングはボールを落とさないように
体のバランスを取りながら
片足立ちでボールを蹴り上げます。

この動作を繰り返すことでボディバランスが鍛えられ、
試合中に相手からプレッシャーを受けながらでも
バランスを崩さずに正確にパスを出したり
ドリブルを続けることに役立ちます。

サッカーが上手くなる方法

サッカーが上手くなるには
まず基礎を身に付けること、つまり
「ボールの中心を見つける」
「ボールの性格を知る」
が確実にできるようになることです。

そのための方法とは、
ボールにたくさん触る繰り返しの練習をすることです。
これ以外に方法はありません。

リフティングを続けられない場合の練習方法

サッカーの基礎を身に付けるためには
リフティングがいいということは
ご理解いただけたと思います。

しかし、初めてリフティングをやる場合、
1回ボールを蹴ると全然違う方向に飛んで行ってしまうものです。

特にサッカーをこれから始めようという
幼稚園児や小学生低学年のお子さんには
中々難しいものです。

その場合の練習方法としておススメなのは
ボールを両手で持った状態から
そっと落としインステップで1回蹴り上げて
それを手で取る練習を行います。

両手からゆっくり落としたボールを
1回だけ蹴ってまた手で取るのは
難易度が低く取り組みやすいでしょう。

手で受け取るので、多少位置がそれても
受け取ることができます。

ボールを落とした位置と同じところに
ボールを蹴り上げられるように練習します。

徐々に回数を増やす

これができるようになったら
1回蹴り上げたボールを取らずに
2回蹴ってから取ると回数を増やします。

2回できるようになれば3回、
それができればまた1回増やすと
少しずつ数を増やしていきます。

両足とも偏りなく

きき足の方が蹴りやすいものですが、
必ず両方の足で練習します。

初めはきき足から始めた方が
取り組みやすくいいと思いますが、
1回蹴って受け取るということができたら
同じことを逆の足でも行います。

どちらの足でも同じように蹴れるように練習します。

また、ボールを一度地面に落として、バウンドしたところを蹴って
手で受け取るという方法も、ボールの性格を知るにはよい練習です。

リフティングの練習を分かりやすく解説した動画を紹介します。


リフティングができない人へ(コツと練習方法)

練習の目標を設定する

ただ漠然とリフティングの練習を行うのではなく、
「来週までには10回続けてできるようになろう」とか
「右足と左足交互に蹴って10回できるようになろう」
などというように、少しずつでかまいませんので
目標を高くしながら練習すると真剣に取り組むようになり
上達が早くなるでしょう。

また、リフティングの練習にある程度慣れてきたら
インサイド、アウトサイド等、足の色々な場所で
練習してどの部分でも正確にキックできることを目指しましょう。

足だけでなく、頭や肩、ふとももなどを
織り交ぜていくとよいでしょう。

子供の自信になる

リフティングを何十回、何百回と続けられるようになれば
子供にとって大きな自信になります。

「僕はリフティングが上手い。
 ボールを思い通りに操ることができるんだ」
といった自信は、ゲームの時に
「失敗したらどうしよう」とか
「相手の方がうまそうだな」といったように
ビクビクせずにいつもの力を発揮させる源になります。

高いレベルのテクニックを身に付けて
プレッシャーなしで自信を持ってプレーすることの
基礎を身に付けられるということです。

まとめ

サッカーを始めたばかりの子供にとって
リフティングはとてもいい練習になります。

ボールを蹴ること、ボールを扱うことの
基礎を体に覚えさせることができます。

現状よりも少し上に目標を置いて練習すれば
楽しみながらもしっかりスキルアップできます。

そして何よりボール一つあれば
練習できるというのが大きなメリットです。

リフティングであれば、練習相手も広い場所も必要ありません。

ボールにたくさん触れば上手くなるんだという
成功体験を積ませるにも非常に向いています。

今回の記事は以下の本を参考に執筆しました。

だいぶ古い本ですが、
子供に語り掛ける形で書かれた
とても分かりやすい本です。

サッカー少年の悩みに答える形で
技術や練習方法についてイラスト入りで
分かりやすく解説されています。

サッカーに悩みを持つお子さんにとって
おススメの1冊です。

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