オプション取引 資産形成

オプション取引をやろうと思うとアメリカの証券会社になってしまう件

目次

オプション取引の種類

オプション取引が株や投資信託、FXより優れている訳」という記事を書きましたが、
私は現在オプション取引を行っています。
日本では、個別株オプション、ETFオプション、REITオプションが取引されていますが、
個別株オプションをネット取引できるのは光世証券のみです。
光世証券でオプション取引を行うためには、口座に50万円以上の残高が必要です。
また、オプション取引はそれほど活発に行われている訳ではないため、
売買が成立するかという不安もあります。
ETFオプションおよびREITオプションは、国内のネット証券での取り扱いがなく
個人投資家が扱えるものがありません。

日本でオプション取引というと、ほぼ日経225オプションになります。
株と同様に、オプションにも売買単位があり、これ以下での数量で購入できません。
日経225オプションの売買単位は1,000倍です。

カバード・コールをやりたい

私が行いたいと思っているオプション取引の方法は、
初心者向けのカバード・コールです。
これは、原資産となる株やETF等を持った状態で
コールオプションを売るという戦略なのですが、
(詳しくは別記事で解説する予定です)
原資産(この場合は日経225)を保持する必要があります。

日経平均は現在16,000~17,000円ぐらいですから、
1,000倍単位の1,600万~1,700万円分の原資産を持つ必要があるという計算になります。
当然ながら、こんな額の投資資金なんてありません。

個人投資家が扱えるオプション取引はアメリカの証券会社になってしまう

どこで取引するかというと、アメリカの証券会社になります。
↓の本等を参考にオプション取引を始めたのですが、
この本ではインタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers略してIB)証券が紹介されています。

ただ、インタラクティブ・ブローカーズ証券に口座を作るには、
必要最低額として100万円が必要です。
しかも、口座開設から4か月目以降は、口座残高が10万ドル(1,000万円!)以上ないと
毎月10ドルの口座維持手数料がかかります。

IB証券のよいところは、アメリカの証券会社にも関わらず日本語で取引ができる点ですが、
オプションの投資資金として100万円もなかったのと、
口座維持手数料の10ドルが非常に惜しいので使わないことにしました。

私が使っているのはFirstrade証券です。
日本在住で使える証券会社として人気なので、聞いたことのある方も多いと思います。
一時、日本人の口座開設申込を凍結していたようですが、
現在はできるようです(私はできました)。

Firstrade証券の口座開設の方法や送金方法について、
また実際のオプション取引の方法については別記事で解説していきます。

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